初めてこのページをご覧になる方へ

なぜパチンコで機能訓練を行うのか

答えは、身体を動かすきっかけをつくり、運動に取り組みやすくするためです。
有限会社グローバルスタンダードの機器は、ただ遊ぶための台ではありません。手または足の運動に、 玉を目で追う視覚刺激、音や演出を聞く聴覚刺激、 さらに懐かしい機種が思い出や会話のきっかけになる要素を重ねることで、 単調な運動には参加しにくい方にも、身体を動かす入口をつくるための仕組みです。

このページが少し難しく感じられた方は、 グローとロバスターがやさしく案内するガイドページ もあわせてご覧ください。全体の流れを、よりやさしい言葉で確認できます。

1回の動作が分かりやすい 動作と台の反応が結びつくため、何をすればよいか理解しやすい構造です。
手または足の運動に対応 1回で両方を同時に行うのではなく、目的に応じて手か足を選んで行います。
見る・聞く刺激を自然に加えやすい 玉を追うことや音・演出に反応することが、単調さをやわらげます。
親しみが参加のきっかけに 見覚えのある機種や音楽が、会話や参加の入口になる場合があります。
パチンコの仕組みを活用した機能訓練のイメージ図
運動器具の動作により玉が発射される仕組みを活用し、身体運動に視覚・聴覚の刺激を組み合わせやすくした考え方です。
結論

パチンコで機能訓練を行う理由は、運動に向かうきっかけを増やせるからです

福祉施設での運動や機能訓練は大切ですが、単調だと続きにくいことがあります。 そこでパチンコの仕組みを活用すると、動くたびに反応がある、 玉を目で追う、音や演出が返ってくるという要素が加わるため、 運動だけを繰り返す場合とは異なる参加のきっかけをつくれます。

つまり「パチンコをすること」が目的ではなく、 身体を動かすための動機づけとして活用することが本質です。

導入前に知っておきたいこと

初めて検討する方が気になりやすいポイントを、先に整理してまとめています。 まずは「なぜ良いのか」「本当に運動になるのか」「どのように使うのか」を確認しやすい構成です。

重要な前提

1回の運動で行うのは、手か足のどちらかです

本機は手の運動にも足の運動にも対応できますが、 1回の動作で手と足を同時に行うものではありません。 その回の訓練目的に応じて、手を使うのか、足を使うのかを選択して実施します。

「上肢・下肢の両方に使える」という意味であり、 1回の運動の中で同時に両方を行う、という意味ではありません。
機器の特長

運動だけで終わらず、視覚・聴覚も重ねやすい構造です

  • 身体運動:手または足の運動を行う
  • 視覚:玉の動きを目で追う
  • 聴覚:音・演出・音楽を聞く

これらを自然に重ねることで、単独の運動だけでなく、 運動+視覚+聴覚という複合的な刺激へ広げやすくなります。

1

1回の動きが分かりやすいから

本機は、運動器具の動作により玉が発射される仕組みです。 動いた結果が見えやすく、取り組みの手応えにつながりやすい特長があります。

2

ただの反復運動になりにくいから

手または足を動かすだけでなく、玉を目で追い、音や演出を聞くことで、 動く・見る・聞くが自然に重なります。

3

会話や回想のきっかけにもなりやすいから

懐かしい機種は、「昔よく見た」「打ったことがある」といった記憶を引き出しやすく、 会話や参加意欲の入口になりやすい点も強みです。

担当者が気になりやすい点

「どうやって設置するのか」「工事は必要か」を確認したい方へ

初めて検討する担当者にとっては、機能訓練の考え方だけでなく、実際の導入方法も大切な確認ポイントです。 特に多いのが、「どのように設置するのか」、 「大がかりな工事は必要なのか」という疑問です。

安心して検討していただくために

設置方法や必要スペースは、事前に無理のない形で確認します

設置方法や必要スペース、運用方法は機種や施設環境によって異なります。
そのため、事前に設置場所や使用目的を確認し、無理のない形でご案内しています。

施設ごとの状況に合わせて確認を行うことで、安心して導入をご検討いただきやすくなります。

本製品は医療機器ではなく、治療や身体機能の改善を保証するものではありません。利用者様の状態と施設の支援方針に合わせ、職員様または専門職の判断のもとでご活用ください。

専門用語が多く感じられる場合は、 やさしい案内ページ から全体像を先にご覧いただくと理解しやすくなります。

現場での使い方

この機器の強みは、考え方だけでなく、実際の現場でどう使うかがイメージしやすいことです。 ここでは、導入後に取り入れやすい基本の流れを整理しています。

基本の流れ

まずは手か足かを選び、無理のない時間で始めます

  • その日の目的に応じて、手の運動または足の運動を選ぶ
  • 最初は短い時間から始める
  • 玉や画面の反応を見ながら、本人に無理のないペースで取り組む
  • 慣れてきたら時間や課題を少しずつ増やす

最初から複雑にせず、シンプルな運動+見るから始めます。職員様が体調、疲労、姿勢を確認し、必要に応じて休憩・中止してください。

現場での考え方

「遊び」ではなく、「続けやすい運動の仕組み」として活用します

現場では、「パチンコをする」ことを目的にするのではなく、 利用者が身体を動かすきっかけをつくる仕組みとして位置づけることが大切です。

1回動くと反応が返ってくること、画面や音に注意が向くこと、懐かしい台が会話のきっかけになること。 こうした要素を、利用者様の興味や状態に合わせて組み合わせます。

声かけの例

現場で使いやすいシンプルな声かけ

  • 「まずはゆっくり動かしてみましょう」
  • 「玉の動きを見ながらやってみましょう」
  • 「いいペースです。そのまま続けてみましょう」
  • 「スタートに何個入ったか、数えてみましょう」
  • 「この曲、懐かしいですね」
向いている方の例

この使い方がなじみやすいと考えられる方

  • 単調な運動だけだと続きにくい方
  • レクリエーションへの参加に消極的な方
  • 会話やきっかけがあると入りやすい方
  • 懐かしい機種や音楽に反応しやすい方
  • 「どれくらいできたか」が見えた方が取り組みやすい方

段階的な進め方

最初から多くを求めるのではなく、まずは「動く」「見る」に慣れ、 次に「続ける」「数える」へ広げていく流れを例として紹介します。利用者様の状態により、無理に段階を上げる必要はありません。

初級(導入)

まずは「動く+見る」に慣れる段階

  • 運動器具を使って動作を行う
  • 玉の動きを目で追う

まずは、手または足を動かすことと、玉の流れを見ることに慣れる段階です。 初めての方にも入りやすく、「何をすればよいか」が分かりやすい構成です。

中級(安定)

一定のペースで運動を続ける段階

  • 一定のペースで運動を継続する
  • 玉の動きを意識して追う

運動を安定して続けながら、視線や注意の集中もあわせて意識しやすくなります。

上級(認知刺激)

「見る+覚える」を加える段階

  • 時間を決めて実施する(例:1分)
  • スタートチャッカーに入った玉の数を覚える

正確性を厳密に求めず、 玉の動きを見ながら、どれくらい入ったか数える課題として活用できます。

応用

音楽のある機種では、発声も加えやすくなります

時代劇系や歌手タイアップ系の機種では、一緒に歌いながら運動を行うことで、 運動・視覚・聴覚・発声を自然に重ねやすくなります。

応用活用|運動に「見る・聞く・数える」を組み合わせる例

この機器は、運動だけで終わらず、見る・聞く・覚える・声を出すといった要素を自然に重ねやすいのが特長です。 段階ごとに考えると、現場でも取り入れやすくなります。

🟢 基本

運動+視覚

手または足を動かしながら、玉の動きを目で追う基本段階です。 まずはこの組み合わせから始めると、現場でも導入しやすくなります。

🔵 発展

運動+視覚+聴覚

運動に加えて、音や演出、音楽を聞きながら行うことで、 運動だけとは異なる活動にできます。

🟣 認知刺激

運動+視覚+記憶

玉の流れを見ながら、「何個入ったか」を覚えるような課題を加えることで、 運動に数える課題を組み合わせた活動へ広げられます。

🟠 応用

運動+視覚+聴覚+発声

歌手タイアップ機種や音楽のある機種では、一緒に歌いながら取り組むことで、 発声も加えた形へ発展させやすくなります。

運動の中身を、写真で分かりやすく

このページで大切なのは、「本当に運動になるのか」がひと目で伝わることです。 手や足で実際にどのような動作を行うのかを、写真と一緒に確認できる構成にしています。

握る動作を使った手の運動の例
手の運動①|握る・支える

グリップを握る動作は、手指や前腕を使う基本的な運動のひとつです。 「握る」「支える」といった分かりやすい動作で取り組みやすい構成です。

両手でバーを握る上半身運動の例
手の運動②|両手で動かす

両手でバーやグリップを持って動かすことで、上半身の反復動作として活用できます。 左右の手を意識しながら取り組みやすいのが特長です。

ボール型器具を持つ手の運動の例
手の運動③|持つ・安定させる

持つ、支える、安定させるといった動作も手の運動として活用できます。 器具の形状によって、取り組みやすい動き方を選びやすくなります。

ペダルを使った足の運動の例
足の運動①|ペダル動作

足でペダルをこぐように動かすことで、下半身の反復運動として活用できます。 座位でも取り組みやすく、一定のリズムを作りやすいタイプです。

足踏みペダルを使った下半身運動の例
足の運動②|足踏み動作

足踏みのような分かりやすい動きは、初めての方にもイメージしやすい運動です。 利用者様の状態に合わせて、動作範囲や時間を調整します。

立位で足を使って取り組む運動の例
足の運動③|立位での動作例

立位で使用する場合は、職員様またはリハビリ専門職が状態と転倒リスクを確認し、必要な見守り・介助を行ってください。 基本は安定した座位での利用をおすすめします。

ここで伝わること

「本当に運動になるのか」が、見て分かりやすいことが大切です

文章だけで説明するよりも、実際の器具や動きの写真を入れることで、 手の運動も足の運動も、実際に身体を使って行うことが一目で伝わります。 この視覚的な理解があると、「遊びでは?」という先入観を超えやすくなります。

懐かしい機種が会話や参加のきっかけになる理由

懐かしい機種は、ただ昔を思い出すためだけではありません。 実際の機種イメージがあることで、会話のきっかけや参加意欲につながる様子を、担当者にも具体的にイメージしていただきやすくなります。

海物語系の懐かしい機種イメージ
海物語系の定番イメージ

長年親しまれてきた定番系の機種は、「見たことがある」「知っている」と感じてもらいやすく、 会話や参加の入口になりやすい代表例です。

海物語系の懐かしい機種イメージその2
親しみやすい海物語系

明るい画面や分かりやすい世界観は、初めて見る担当者にも「懐かしい機種を選ぶ意味」が伝わりやすい素材です。

時代劇系の懐かしい機種イメージ
時代劇系の機種

時代劇は高齢層に馴染みがありやすく、画面や演出から自然に話題が広がりやすいジャンルです。 懐かしさと会話のきっかけづくりの両方に期待できます。

歌手タイアップ系の懐かしい機種イメージ
歌手タイアップ系の機種

歌や音楽が印象に残る機種では、「知っている曲」「一緒に歌える曲」が入口になりやすく、 聴覚刺激や発声を重ねやすい点も魅力です。

懐かしい機種が持つ意味

懐かしい機種は、単なる選択肢ではありません

  • 「昔よく見た」「知っている」という反応が出やすい
  • 会話が始まりやすい
  • 運動への参加意欲の入口になりやすい
  • 昔の記憶や会話を引き出すきっかけになる場合がある
  • 歌手タイアップ機種では、音楽や発声にもつなげやすい

つまり、懐かしい機種を選べることは、単なる台の選択肢ではなく、 運動に参加するための心理的な入口として活用できる場合があります。

比較で分かるポイント

なぜ「普通の運動」だけでなく、パチンコの仕組みを使うのか

項目 一般的な運動 機能訓練用パチンコ
運動の手応え 単調に感じやすい場合がある 反応が返ってくるため、取り組みの手応えを感じやすい
刺激の種類 身体運動が中心 運動に加えて視覚・聴覚を重ねやすい
参加のきっかけ 動作や回数の提示が中心 玉・画面・音などへの興味を入口にできる
会話や思い出のきっかけ 生まれにくい場合がある 見覚えのある機種や音楽が会話のきっかけになる場合がある
運動の選び方 器具ごとに役割が分かれやすい 手または足を目的に応じて選んで活用しやすい

動画で見ると、より伝わりやすくなります

初めてこのページをご覧になる方には、文章だけよりも、実際の動きが分かる動画がある方が伝わりやすくなります。 「本当に運動になっているのか」「どのような雰囲気なのか」を、視覚的に理解しやすくなります。

動画01|足踏み運動と遊技を組み合わせた機能訓練の様子

下半身の足踏み動作と遊技を組み合わせた運動の様子です。座位で取り組みやすく、動作の継続や集中の様子が伝わりやすい素材です。

動画02|グリップ操作による上半身運動の様子

握る・支える・動かすといった上半身の動作が分かる映像です。利用者が自然に取り組む様子を伝える素材として活用しやすい内容です。

動画03|利用者が画面に集中する様子

画面を見ながら反応する様子や、取り組みへの集中感が伝わる映像です。楽しさと継続性を伝えたい場面に向いています。

動画04|実際の利用シーン

現場での利用雰囲気や、運動器具を使って取り組む様子が分かる動画です。導入後のイメージを確認できます。

よくある質問

初めてこのページを見る方が疑問に感じやすい点を、先回りして整理しています。

Q. なぜパチンコで機能訓練を行うのですか?

身体を動かすきっかけをつくり、運動に取り組みやすくするためです。器具を動かすと台が反応し、玉・画面・音へ注意を向けやすい仕組みです。

Q. 遊びが目的ですか?

いいえ。目的は、機能訓練や介護予防の場で身体を動かすきっかけをつくることです。金銭を賭けたり換金したりする用途ではありません。

Q. 手と足を同時に使うのですか?

いいえ。1回の運動で行うのは、手か足のどちらかです。手の運動にも足の運動にも対応できますが、同時に両方を行う構成ではありません。

Q. 工事は必要ですか?

設置方法や必要スペース、運用方法は機種や施設環境によって異なります。そのため、事前に設置場所や使用目的を確認し、無理のない形でご案内しています。

Q. 運動に数える課題などを組み合わせられますか?

はい。まずは運動だけで始め、慣れてから玉を目で追う、入った個数を数える、音楽に合わせて声を出すなどの課題を加えられます。本人の状態に合わせて職員様が調整してください。

Q. まず何を相談すればいいですか?

設置場所、使いたい目的、手の運動か足の運動か、懐かしい機種の希望があるかなどを共有していただくと、案内がスムーズです。

「まず全体像をやさしく知りたい」という方は、 やさしい案内ページ からご覧いただくのもおすすめです。

導入につなげる関連ページ

理解を深めたあと、そのまま次の行動に進みやすいように導線を整理しています。

導入のご相談はこちら

施設に合う使い方ができるか、まずはお気軽にご相談ください

「どのような機種が合うか相談したい」
「設置や運用方法を確認したい」
「手の運動と足の運動のどちらが向いているか知りたい」
そのような場合は、事前にご相談いただくことで、施設環境に合わせた案内がしやすくなります。

関連ページ

導入の検討や理解を深めたい方に向けた関連ページです。