はじめに
当社の介護予防用パチンコは、施設職員や専門家のみなさまの協力のもと、現場での検証と改良を重ねてきました。このページでは、導入をご検討中の方に向けて、実際に関わってくださった方々の生の声や、大学との実証結果をわかりやすくご紹介します。
職員の声
介護施設スタッフ
レクリエーションに取り入れると、自然に会話が生まれて場が明るくなりました。
機能訓練指導員
“運動しながら遊技できたら面白い”という発想から始めましたが、楽しさが継続を後押ししてくれると感じています。
専門家の声
理学療法士
五感への刺激が多く、リハビリ要素を自然に取り入れられます。ボタン操作だけでも指先の運動や集中の維持に寄与します。
作業療法士
“やらされている感”が少なく、自発的に関わりやすいのが魅力です。場のコミュニケーションも活性化します。
現場連携
現場の声を起点に、負荷調整や静音性など細かな改善を重ね、使い続けやすい形に仕上げています。
実証結果(大学との共同実験)
- 運動の持続時間が向上:健常者・高齢者ともに、遊技機の活用で運動時間の継続が見られました。
- 騒音レベルの目安:当社計測で約 70デシベル。一般的な「テレビの音量」や「会話」のイメージに近い音量です(環境により変動)。
例:テレビの音量
例:普通の会話
※ 上記は当社計測値と一般的な比較例です。設置場所・床材・周囲の反響により体感は異なります。
利用者の声
ついつい熱中して長くやってしまった。
楽しさが継続意欲につながり、自然と身体を動かす時間が増えます。
まとめ
現場の声・専門家の所見・実証データがそろうことで、導入判断の不安を一つずつ解消できます。まずはデモ導入から、施設の環境に合う形を一緒に検討していきましょう。
現場コメント(要約)
- 初めての方でも、最初は指示に合わせて操作し、慣れてくると演出を楽しみながら自発的に続けられました。(記録要約)
- 座位・車いすでも運用可。足踏みやハンドグリップなど個別の強度調整で参加しやすい。(記録要約)
- 音・映像・動作が同時に働くため、短時間でも集中と達成感が得られやすいという声。(記録要約)
運動器具別の効果と活用のコツ
ハンドグリッパー(握力)
- 1回握ると1発打ち出し。握力・前腕の強化に有効。
- グリップの強さは軽い→重いへ交換可能、段階的に調整。
- 日常動作(つまむ・持つ)の基礎筋力に波及。
フットスイッチ(足首・ふくらはぎ)
- 1回踏むと1発打ち出し。ふくらはぎを中心に血流促進。
- 準備が簡単で初めての方に導入しやすい。
足踏みパッド(歩行訓練)
- 左右交互の足踏みで発射。腸腰筋・大腿四頭筋・大殿筋など下半身全般。
- 音・映像・動作の同時刺激で認知機能の低下予防にも寄与と記載。
- 座位・車いすでも使用可。
サイクルマシン(有酸素・下肢)
- ペダル1回転で1発。心肺機能向上と太もも・ハムストリング強化。
- 中央ダイヤルで負荷調整が可能。
ハンドル(上肢・可動域)
- ハンドルを左右に回して発射。上腕・前腕・肩の筋力と可動域。
- 輪ゴム本数で強度を調整(切れても交換が容易)。
ボール(内転筋・体幹)
- 柔らかいボールを挟んでセンサー押下。内転筋〜体幹・バランス育成。
- 太ももで挟む座位練習も可。
ポールバー(胸部・上腕)
- 中央バーを左右へ引いて発射。大胸筋・上腕三頭筋ほか上肢全般。
- 片側のみ/左右交互の2モードで運動量調整。
運用メモ(導入前に)
- 刺激の三要素(音=聴覚/映像=視覚/動作=運動)を同時に自然な形で提供。
- 強度調整:器具交換・負荷ダイヤル・輪ゴム本数などで段階づけ。
- センサーに確実に触れる/踏み込むことで正しく打ち出し(誤作動の確認)。