介護レクリエーションにパチンコを活用する5つのメリット

パチンコは「遊技」という枠を越え、達成感・集中・手指の運動・人との交流を同時に生みやすいレクリエーションです。ここでは、介護施設での活用における5つのメリットを現場目線で整理します。
1. 男性利用者に特に喜ばれやすい
過去の体験や興味関心に合致しやすく、参加率の底上げが期待できます。準備段階から「何回当たるかな?」など会話のきっかけが増え、自発的な参加につながります。
2. 今までにない“新しいタイプ”のレクリエーション
音・光・動きが組み合わさり、単調になりがちな時間帯でもメリハリを作れます。従来の体操や塗り絵とローテーションすることで、飽きの少ない週間スケジュールが組めます。
3. 運動機能の向上が見込める
玉の補充やボタン操作、役物の反応に合わせた視覚追従など、微細運動と反応時間を自然に使います。スタッフの声かけで「立位・座位」「利き手・非利き手」など段階的な工夫も可能です。
4. コアユーザーにとって強い魅力
かつて遊技経験のある方には、自己効力感や懐かしさがポジティブに働きます。設定や演出を簡易化しつつ「勝った体験」を共有することで、場の一体感も生まれます。
5. 会話・交流のハブになる
「当たった!」「惜しい!」といった自然なリアクションが会話を引き出します。観覧側も応援で参加でき、参加の敷居が低いのが特長です。
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